ユーチューバーが職業として認知されるようになって久しい昨今。吉本興業のトップ芸人たちをはるかに上回る収入がある、なんていうニュースにも驚かなくなってきましたね。
自らの発信に価値が証明できれば、それだけで仕事として成立する時代になりました。
そして、次のフィールドはライブ配信だと言われています。
では認証ライバーとして人気になれば、ライバーの収入はどの程度見込めるのか?
ここでは、国内のライブ配信サービス(アプリ)において約70%の市場を占めているといわれる「17 LIVE」を、プラットフォームの前提として解説していきたいと思います。
認証ライバーの月収ってどのくらい?
トップライバーと言われるランクの認証ライバー月収は、200万~500万円くらいです。
年収じゃありません!月収ですよ!
年々その水準は上がってきており、最近では月収で800万円プレイヤーも誕生してきています。年収換算すると約1億円。会社の社長さんでも、なかなか手に届かないレベルですよね。
ユーチューバー界のトップ、ヒカキンさんの年収は推定6億円(2018年、動画広告からの収入分のみ)。YouTubeと単純比較はできないものの、ベンチマークとして考えると、ライバー業界はまだまだ伸びしろがあるフィールドであるとも言えます。
まずは目指したいミドルライバー
「月収800万円なんて想像できない?」
まあトップライバーを目指さなくても、その下の層にはリーチしたいですよね。いわゆるミドルライバー。
その平均月収は、だいたい100万円前後と言われています。
それでも凄いですよね。本稿を読んでいる方も、現実的には、働けど働けど月20~30万円収入で、ギリギリ生計を立てている人の方が多いはず。
では、まず今の自分の収入と同じ額をライバー報酬で稼ぐことを短期目標にしましょう。
「ライバー収入で月30万円は稼ぐ」
真剣に取り組むのなら、その程度の目標であれば決して難しくはない。弊社所属ライバーの事例からみても、実際に現実的な水準です。
人によっては、本業を辞めてでも打ち込む価値がある、とも思えるそうです。
あとはやるか、やらないか、それだけ。
ライバーの収入とは
ライバー報酬の受け取り方
認証ライバーの報酬は、17Liveから直接振込
ライバーの成績は毎月1日から末日まで集計され、報酬に換算されます。振込は2か月後を目安に、17Liveから認証ライバーに直接振り込まれます。
※ ちなみに一般ライバーの場合、PAYPALで換金しなければならないようです。
収入の内訳(認証ライバーの場合)
1、成果報酬
2、ボーナス
3、キャンペーン
4、所属事務所からの特別手当
1、成果報酬
オーディエンスからの電子ギフト(投げ銭)をはじめ、ベイビーコインという月間獲得ポイントを元に換算された成果報酬です。目安としては、月間獲得ベイビーコインの1割前後が、成果報酬分としての手取りだと認識しておけばOK。100万ベイビーコインで、10万円のライバー報酬。
2、ボーナス
成果報酬に応じてプラスされる現金報酬です。獲得ベイビーコイン数によって、10段階のボーナス水準があります。例えば、まず目指したい100万ベイビーコインを達成すれば、+3万円。トップライバーと言える1000万ベイビーコインであれば、+13万円。一番上の段階では35万円のボーナスが加算されます。
3、キャンペーン
不定期に開催されるキャンペーンにエントリーすることにより、プラスアルファのボーナスが計上されます。例えば、一定条件に該当する認証ライバーが、オンライン講習会に出席した上で配信総時間の目標達成をした場合、など。
4、所属事務所からの特別手当
17Liveからの直接報酬以外にも、事務所が独自に設定したルール基づくクリア報酬既定がある場合があります。例えば弊社ミュージックバンカーであれば、スタートアップ・ボーナスとして10万円の特別ボーナスを追加報酬として計上したり。
なお、一般ライバーの場合、上記2~4は対象外です。また1の成果報酬に関しても、およそ1/3の目安と考えておきましょう。
公式認証ライバー・オーディションの申込み
一番稼げる配信アプリは?
結論から言います。
稼ぐためにライブ配信を行うという目的なら、17Live(イチナナ)一択です。
当ライバー事務所(ミュージックバンカー)は、17Live以外にも様々なプラットフォームで認定事務所としてライバーを支援させてもらっていますが、配信活動=仕事(芸能活動)が前提なら、他に選択肢はありません。
他の配信アプリとの料率比較
アプリ名 | 認証ライバーの還元率 |
Hakuna Live (ハクナライブ) | 80% |
Pococha (ポコチャ) | 100% |
ふわっち | 50% |
ビゴライブ (BIGOLIVE) | 35% |
17live (イチナナライブ) | 35% |
期間限定キャンペーンにもよりますが、だいたい上記の還元率。
「あれ?17Live、還元率が悪いじゃん」
と思った方、チョット待って。
「ライバーの実報酬」と「公表されている還元率」は、ほとんど無関係なんです。
還元率と収入が必ずしもリンクしない理由
理由1:計算対象となる分母の概念に因るから
還元率が80%であっても分母が100という概念であれば、「80」という収入になります。一方、還元率35%でも分母が1000であれば、「350」という収入になりますよね。「何に対するパーセンテージなのか」など、運営会社の設定するルールや仕組みも違うため、一概には言えないのす。例えばPocochaの場合は還元率という概念すらなく、あらゆるパラメーターを運営側が数値化して報酬額を定めるため、100%となっています。
理由2:市場規模が違うから
還元率だけに目を奪われると正しいものの見方ができません。一番重要なのは、そのプラットフォームでどれだけ電子ギフトが飛んでいるか、つまり市場規模です。高い還元率であっても、「ほとんど人がいない、電子ギフトが飛び交う土壌がない」であれば、そもそも収入にはなりません。確かに17Liveの還元率は少ないですが、掛け合わせる母数の大きさが他のアプリと数百倍違うと言われています。
収入を目的に活動するなら17Live
17Liveの最大の特徴は、オーディエンスの投げ銭文化が最も育っていること。課金マーケットの規模が、他のプラットフォームとは比較にならないくらい圧倒的な大きさです。
確かに世界規模でみると、最も登録者数が一番多いのはBIGO LIVE(ビゴライブ)。しかしライバーにとっては、まったく収入にならないと言います。
なぜなら、投げ銭文化や課金システムが弱いから。その他にも、日本人が少ない、実稼働ユーザーが少ない、など理由があります。
だから還元率ではなく、マーケット規模で判断すべき。即ち、収入のためにライバーをやるなら17Liveが最有力候補となるのです。
ライバーとして生計を立てる
収入の基本は投げ銭
メインとなる収入源の一番基本になるのは、電子ギフト(投げ銭)です。
配信活動からファンを創り、応援し続けてもらう。それによって収入を得る。まさに芸能界そのものですよね。
17Live(イチナナ)は、配信者もオーディエンスも利用者数は国内トップの上、電子ギフトが飛び交う市場規模は桁が違います。
またガーディアンやアーミーと呼ばれる親衛隊がつくようになれば、ライバー収入は更に上を目指せるでしょう。
3か月で基盤を創る
コツコツとライブ配信を続ける中で、オーディエンスも定着し、報酬も安定してきます。その状態を3か月で創り上げるのがコツです。
つまり最初のスタートアップが重要ということ。はじめから躓かないよう、ライバー育成のノウハウを持った事務所所属の認証ライバーとして活動をすることをおススメします。
本稿では、「ライバー収入」というの見地から17Liveを軸に取り上げましたが、ミュージックバンカーは認定事務所として、他にも提携している配信アプリ会社がたくさんございます。各プラットフォームで、メリットや特徴がありますので、ご自身のライバースタンスと照らし合わせながらアプリを選択してください。