明暗を切り分ける、Do, or do not

音楽を制作するAIのイメージ

歌手や声優を目指しているあなたは、きっと多くの夢と情熱を胸に抱えていることでしょう。
音楽や声の世界は、その人の個性と才能を最大限に発揮する場。あなたが今、夢見ているその瞬間こそ、他に代わりが利かない自分自身を確立するための第一歩です。

芸能に関する職業は、他の誰にも代わることができない、自分だけの存在を確立することが求められます。
ここで重要なのは、夢を持つこと自体があなたの人生を豊かにするということ。たとえば、子どもの頃から憧れていた声優の声真似をして遊んだり、大好きな歌手のライブを観て、自分もステージに立ちたいと思った瞬間があったでしょう。その瞬間が、あなたの夢の始まりだったはず。

さて、では次に。

何かを成し遂げたい、何者かになりたい、実現したいことがある

このような思いがある人たちにとって、最も大切にしなければならないファクターは、やはり「時間」でしょう。金は稼げば増えるが、時間は減る一方ですから。
迷っている場合ではない。
ミュージックバンカーのオーディションに来られる皆さまに対して、私が何度も繰り返して言う、「価値づくり、即ちファンづくり」「アナタでなければならない理由づくり」。

「やるか!?」「やりまくるか!?」

「やる」と決めたら、私たちが選べる選択は、たったこの2種類。

本記事を読むべき人
  • 歌手や声優など、表現者の道を目指す皆さま。
  • 他の誰かに変わりが利かない自分になりたい方。

迷っている場合ではない

迷っている歌手のイメージ

芸事の世界で成功するためには、まず「やるか」「やらないか」の決断が鍵となります。迷っているうちにチャンスは過ぎ去り、後悔するだけ。
毎日、スキルアップや活動の実行に努めましょう。 成功への近道はありません。 今すぐ決断し、行動に移すのです。迷いは捨て、努力を続ければ、夢に近づけるはずです。

決断の第1段階目

歌手や声優として成功するためには、決断力が欠かせません。
第1段階としては、「やるか」「やらないか」の選択があなたの命運を分けます。

Do, or do not!

迷っている間にも、他の誰かが前進しています。だからこそ、今この瞬間に決断することが必要。
決断とは、単に「やる」と決めることではありません。それは、自分自身と向き合い、自分の本当のビジョンにコミットしていくことです。

例えば、ある声優志望の若者が、大学進学と声優養成所への入所のどちらを選ぶか迷っていたとします。最終的に「声優になる」という決断を下した彼は、養成所での厳しいトレーニングに励み、数年後には人気アニメの主役を務める可能性があるわけです。
しかし思い悩んだ末に大学進学を選んだ若者は、学校を卒業する頃に再度奮起したところで、そもそもオーディションで不利な年齢になっているかもしれません。

迷いや不安が頭をよぎることは当然ですが、その瞬間に「やる」と決めることができるかどうかが、あなたの未来を大きく左右するのです。

行動の第2段階目

成功を手にするためには、具体的な行動が必要です。どんな才能も、努力と練習によって磨かれます。
やると決めたら第2段階、「やるか」「やりまくるか」の選択があなたの命運を分けることになる。

毎日少しずつでも、自分のスキルを向上させるための時間を確保しましょう。
例えば、声優であればトレーナーをつけての発声練習や台本の読み込み、歌手であればボイストレーニングや作詞・作曲の研究など、自分の分野に必要なスキルを磨き続けることが重要です。

目指すなら、やらねばならないことは決まっている。多少はお金も時間もかかるでしょう。自分が望むことなのだから。
そこから目を背けて、見ないフリをするか、気付いてないフリをするのか。
それともやるのか、やりまくるのか。

前例のない具体的な活動に踏み出せるか?

古い話になりますが、我が社でも2015年から「演歌女子ルピナス組」(後に移籍後、民族ハッピー組へ改名)というアイドルユニットをプロデュースしていました(現在は解散)。
日本コロムビアからメジャーデビューを果たし、「ビートたけしのTVタックル(テレビ朝日)」で「一度も赤字を出したことの無いアイドル」として紹介されました。
順風満帆に見えますが、その背景にはメンバーやスタッフの大変な努力と、そして戦略ストーリーがあったことを覚えています。

ツイキャスを活動に上手く取り入れてファンを増やしてた彼女たちですが、同じ戦略の他のアイドルたちと何が違ったのでしょうか?
少なくとも、並ではないということ。
彼女たちは「1年間」「毎日」「12時間」ライブ配信していたのです。

またその前、プロジェクト始動と共に、「48時間耐久ツイキャス」を決行したこともあります。
丸2日のライブ配信の中で、①視聴者から歌詞を集め、②曲を書き、③編曲をし、④歌入れをし、⑤MVまで作って⑥公開する…という前代未聞の企画。

はい、話題になりました。

「演歌×EDM×アイドル」なんて、普通の人からしてみたら「はぁ?」という組み合わせを、自信満々で推進した担当プロデューサー。それに続き、前例のないようなアイドル構想に参加を決意したメンバーたち。
プロジェクトの明暗を分けたのは、やったか、やりまくったか、それだけです。
迷っている場合ではない。

明暗を切り分けるよくある会話

AIを駆使しての音楽を制作するミュージシャン

「私はやり遂げます!」「今日は勉強になった!」と意気揚々と帰宅しても、結局何も行動せず、元の生活に戻ってしまう人は多いものです。
二の足を踏む人には、失敗への恐怖、完璧主義、自己評価の低さという共通点があります。しかし、道なき道を進むからこそ、アーティストやクリエイターと呼ばれるのではないでしょうか。

エンタテインメントで生きていくためには、「GO!」と決断し、挑戦することが重要です。

結局グルグルまわる

woman

「どうやったらファンを作れるんですか?」

多くの志望者たちが、相談しに来ます。

ミュージックバンカー代表

一例だけどね・・

と、先述した演歌女子ルピナス組の48時間耐久ツイキャスのような事例を挙げます。

すると100%、「え~!凄いですね!」と反応が返ってきます。

ミュージックバンカー代表

凄いと思ったかぁ。じゃあ君は、48時間を上回る96時間耐久ツイキャスでもやったらどう?

すると100%、「いやぁ・・」と返ってくる。

ミュージックバンカー代表

無理?であれば、君のやり方で良いんだよ。またはそれに代わる、インパクトの企画を提示してみたら?

すると100%、「はい、ガンバリます!」と返ってくる。

ところが「今日は勉強になりました!」と意気揚々と帰宅した99.9%の人は、結局何一つアクションせず、また同じ軌道に戻り、再びそこをグルグル回ることになるのです。

二の足を踏む人の共通点

「やる」ことに二の足を踏む人にはいくつかの共通点があります。
まず、失敗への恐怖が強いことが挙げられます。彼らは「もし失敗したらどうしよう」と考えすぎてしまい、一歩を踏み出せずにいます。
次に、完璧主義の傾向が強いことも見逃せません。完璧に準備が整うまで行動しないため、機会を逃してしまうのです。
また、自己評価が低く、自分の能力を過小評価することも一因です。「自分には無理だ」と思い込むことで、挑戦する前から諦めてしまいます。

道なき道だから、楽しいのではないでしょうか。

それを歩むからアーティストやクリエーターと呼ばれるのでは?
楽しいことがエンタテインメント。即ちエンタテインメントで生きたければ、GO!と決断すること以外選択肢はないのです。

今回のまとめ
  • やるか、やらないか?
  • やるか、やりまくるか?

表現活動をする全ての人たちにとって、根本的に必要なマインドセットのお話でした。
歌手や声優として成功するためには、強い決意と継続的な努力が必要です。「やるか」「やらないか」の決断、次に「やるか」「やりまくるか」の行動選択が、あなたの未来を決定づけます。迷っている時間はありません。
今この瞬間、あなたが下す決断が、未来の姿を運命づ、勇気をだして足を踏み入れた人だけがチャンスを得るのでしょうね。

道なき道に追い求め、他の誰かに代わりが利かない自分を目指して頑張ってください。
応援しています。

本気で目指す方

歌手志望の方は、歌手オーディション
声優志望の方は、声優オーディション