東京バイアス大学 | FMラジオ番組インタビュー【中編】
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ラジオを通して生まれた小さな好奇心
三浦 FMラジオを始めた当初、不安はありましたか?どんな気持ちだったのでしょう?
まさのり 僕は不安など一切なくて、楽しみでしかなかったし、今でもそうです!
チョコボール阿修羅 自分が話す内容がおもしろくなるかと、不安でしたね。番組を始めて半年ほど経って、今は不安なく楽しんでいます。
くり 不安はなかったです。うまくやれる自信はなかったけど、やるしかないって感じ。
ゆーた 名古屋に住んでいるので、収録のために東京に通うことが続けられるか不安だったくらいです。実際にやってみると、慣れちゃって、ちょっと出かけてこよう!みたいな。
Rintaro 不安よりもおもしろそうって思いの方が強かったです。
ただ、やっぱり僕は借金のことで頭がいっぱいで、世の中に対して偏見がすごくて…人に優しくできなかったです。(何度も言いますが冗談です)
三浦 地方ならリモート収録も可能な中、各地方から毎回都内の収録スタジオまで来ているのが驚きです!FMラジオを始めてみて、日常の中で変化したことはありますか?
まさのり アイデアが広がりました。思考力が上がった気がします。
チョコボール阿修羅 友達から、最近何している人なのか分からないって言われるようになった。転職して引っ越ししたのに、ラジオパーソナリティーになるために上京したと思われているみたいで、君は一体誰?となっている(笑)
三浦 私もよく「何している人なの?」と聞かれるので、よくわかります。くりさんはどうですか?
くり 初めて会った人に自己紹介する時に、ラジオパーソナリティーをしていると言うとすごく興味を持ってくれて、人間関係値をつくりやすい。なぜ東京に来ている?という話から必然的にパーソナリティーの話になり、そこからさらに広まっていく。
佳代 かのんさんと同じく、リスナーを意識することですね。聴き手のことを考えて、どうすれば番組を楽しんでもらえるか、毎回考えて、話し合って、番組を作りあげています。
ゆーた 日常で起こったエピソードを、「あっ!これラジオで話せるかな?」と考えるようになり。物事に対しての考え方や捉え方が変わりました。
Rintaro 以前に比べて、いろんなジャンルや属性の人に対して、その人たちはどういう気持ちで、何を思って生きているのだろうと考えるようになりました。「偏見」をテーマにしているので、より丁寧に考えるようになった。
そして、なんとクレジットカードの過払い金が戻りました!人に優しくできるようになったのです。(もう言わなくてもわかるかもしれませんが、冗談です)
三浦 パーソナリティーをやってみて、必要だなと思った、または感じたスキルはありますか?
まさのり いろんな観点から物事を考えることと、どうすれば自分も周りも楽しめるか考えること。
チョコボール阿修羅 協調性、空気を読む力。情報に敏感になること。アンテナを張るようになったし、人を見る力も必要かなと。
くり おもしろい人生経験とそれの自己開示。メンバーひとりひとりにファンがついてもらうために必要かと。テーマを決めて、内容をおもしろくするかは大事だけど、結局は話している人次第かなと思うからです。内容より「この人が話しているから」という方がバリューはつくはずです。
ゆーた 会話中の聞く力。相槌。そしてリアクション。
Rintaro 小さな好奇心です。些細なことでいいので、いつもと違う選択をしてみることだと思います。二日連続で同じことをやってみる、発想と逆の選択。あえていつもとは違う選択肢を。
あとは、マネーリテラシーが必要だと思います。(これも冗談ですが、やっぱり全人類に身についていると良いですよね)