代表メッセージ

ラジオパーソナリティーを目指したい皆さまへ

この記事を書いている人

ミュージックバンカー代表者

水谷 智明

株式会社ミュージックバンカー代表取締役。
業界歴約25年/レコード会社11年(BEING)→プロダクション14年(ミュージックバンカー)。

代表メッセージ

「この10年、ラジオは大きく発展した」と言えば意外に感じる人もいるのではないでしょうか?
元々オワコンだったFMラジオ(電波放送)はインターネットと親和性を高めつつ、スマホの普及と共に新しいメディアに進化しました。
パーソナリティーを募集する本企画では、これまで1000件を超える問い合わせがあります。
例えば、ネットラジオや音声配信など個人活動の次のステップとしても、FMラジオのレギュラーパーソナリティーに挑戦していただきたいと思います。

ミュージックバンカーがラジオ制作を始めたきっかけ

はじめまして。代表の水谷です。
株式会社ミュージックバンカーは、アーティスト、声優、役者などを抱えるプロダクションです。

こういった所属者たちを売り込んでいくのがマネジメントオフィスの役割の一つですが、例えばアーティストだったらレコード会社に、声優であったらクライアントや番組制作者サイドにプレゼンテーションをするわけです。
しかし、彼らに目立った価値やプロフィールもなければ話も聞いてもらうことすらできません。

そこで2011年から始めた取り組みの一つが、FMラジオの自社制作でした。

FMラジオ制作が成功した背景

当初2番組からスタートしたFMラジオ番組制作でしたが、予想よりも反響があり、実りある取り組みになりました。 「ラジオって終わったメディアだと言われて久しい」という認識もあったくらいなので意外だったのですが、実はその背景にあったのは、時代のトレンドに因るものでした。

皆さん、ラジオってどうやって聞いてます? 「81.3」とか周波数合わせてラジオチューナーをイジるような聴き方、まだしてますか?
今どきは、ほとんどの方がアレで聴いてるんです。・・・ そう、スマホです!
サイマルという仕組みを利用し、今、FMラジオはインターネット経由でリアルタイム視聴できる時代。 その背景にあったのがスマホの普及であり、2011年以降、ミュージックバンカーがラジオを始めた時期とシンクロしていたワケです。

電波の可聴区域でしか聴けなかった放送が、ネット経由であれば電波に縛られず、北海道でも、沖縄でも、アメリカでも、フランスでも、電車の中でも、リアルタイムに楽しめる。 つまり放送局がどこであろうが、土俵はあまり関係ない。パーソナリティーとコンテンツの質で勝負できる時代となりました。

ラジオパーソナリティーを輩出したい

スマホ時代をバックに、そういった取り組みが上手く行ったものだから、2012年よりパーソナリティー自体の募集を開始しました。
サイマル、つまりスマホアプリで放送を聴くラジオ人口が爆発的に増えているのか、以来、毎日2件以上の問い合わせがあります。

さて、マネジメントオフィスであるミュージックバンカーとしては歌手をレコード会社に売り込みに行くように、ラジオパーソナリティーをどこに売り込みに行けばいいのか?
売り込み先としては、やはりJ-WAVEやTOKYO FM、FM802といった広域放送でありたいですよね。 スポンサーから番組に降りてきた予算から、弊社パーソナリティーたちにギャラを分配していただく、これが将来目指したいビジネススキームになります。

しかし実際はどうでしょう?広域放送局で、今あなたが起用される可能性はゼロと断言できます。なぜなら番組を持つためには、前提としてあなたが「既に売れてなければならない」からです。「起用される」ということは、あなたを起用しようとする誰かがメリットを感じなければ成立しない。要はあなたでなければならない理由=「価値」を証明できていることが必須なのです。
また何やら間違って、あなたに「J-WAVEでラジオやりませんか?」という話が来たとしても、受けられますか?自信も経験もなければ、怖くて普通は断るでしょう。

現実的にパーソナリティーのキャリアをスタートさせる方法

まだタレントとしての価値もない、経験もない。では諦めるか?いや、もう少し敷居の低いところからスタート出来ないか?
これがミュージックバンカーのラジオパーソナリティー募集企画の発想テーマです。

弊社は調布FMかわさきFMFM西東京FMカオンレディオ湘南からラジオ放送枠を仕入れ、番組制作しています。
こういった局はコミュニティーFMといって、広域放送よりは狭い区域で電波放送していますが、一方で全局はサイマル放送に対応しています。

考え方のポイント
  1. 自社保有枠だから自由に制作できる
  2. 敷居の低いコミュニティーFMである
  3. サイマルに対応しているので、全国で聴ける

この三点をメリットとし、新番組の立ち上げを模索しています。条件さえ整えば未経験者でもOK。本質は育成だからです。
もちろん、コミュニティーFMであってもスポンサーをどうするのか、など、ハードルはあります。 しかし、それをクリアするアイディアはある。つまりあなたがパーソナリティーとして番組を持てる可能性はある。数多の番組立ち上げを実現してきた実績がその証拠です。

  • この先あるかどうか分からないチャンスをあと10年待つのか?
  • 今すぐキャリアを創るのか?

やる気があり、条件やタイミングが合えば、ラジオパーソナリティーとして道を切り拓くチャンスは充分あると思います。

実際にFMラジオで活躍している、弊社パーソナリティーたちのインタビュー記事もご覧ください。

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