ギンガムイナバ | シニアタレントインタビュー

ギンガムイナバのこれからの10年を楽しむ秘訣

ギンガムイナバの写真

2017年5月 ミュージックバンカー在籍

活動内容

女優、ラジオパーソナリティー 、昭和美人

新たな自分との出会い!

古澤:早速ですが、ミュージックバンカーに入られたきっかけや理由は何だったのでしょうか?

ギンガム:そうですね。元々、引きこもりがちで自堕落な生活を送っていたんです。これからの人生、もっと前向きに自分を表現できるような生き方をしたいと思っていた時に、ミュージックバンカーを知りました。

古澤:何か具体的なきっかけがあったんですか?

ギンガム:はい。静岡の沼津市で吉本新喜劇の公演があり、出演者を一般募集していたんです。思い切ってオーディションを受けてみたところ、なんと合格しまして。3公演ほど出演させていただきました。そこで満足して終わりにしようと思っていたのですが、知人から「他にも何かやってみたら?」と勧められ、インターネットで探してミュージックバンカーを見つけました。ここなら何とか入れそうかなと思って門を叩いたんです。

古澤:それまでお芝居経験はなかったのですね。

ギンガム:好きというよりも、何か新しいことを始めるきっかけが欲しかったんです。実は、主人が子供が4歳の時に亡くなり、それからずっと1人で育ててきました。子供も大きくなり手が離れたので、これからは自分のために楽しく生きていきたいなと思っていたんです。

古澤:初めて舞台に立たれた時は、かなり緊張されたのではないでしょうか?どんな役を演じられたんですか?

ギンガム:緊張しましたね。私が演じたのは、フリースクールのような専門学校に通う生徒のお母さん役でした。

古澤:新喜劇というと、お笑いの要素も強いと思いますが、どんな感じだったんですか?

ギンガム:私が演じた母親役は、基本的には真面目なセリフを言う役どころでした。ただ、芸人さんたちが舞台上で電話をかけるシーンで、着信音に合わせてコケる練習をみんなでしたりしましたね(笑)。

古澤:それが、楽しいスタートになったんですね。

ギンガム:そうですね。とても楽しかったです。

古澤ミュージックバンカーのシニアタレント部門に入られて、特に嬉しかったエピソードはありますか?

ギンガム:同じシニアタレントのメンバーの方が作詞作曲された「じじばばロック」という歌を、みんなで歌うことになったんです。社長がアレンジもしてくださって。私は、その歌のバックダンサーとして踊ったり、コーラスをしたりしました。レコーディングも体験させてもらい、それがすごく新鮮で楽しかったですね。

古澤:初めてのレコーディングはいかがでしたか?

ギンガム:CDになるわけではないのですが、ミキサー室に入って何人かで一緒に歌い、それを合わせる作業は本当に感動しました。練習も重ねて、とても楽しい時間でした。

ウクレレを弾くギンガムイナバ撮影

古澤:稲葉さんは、ウクレレを演奏されることでも知られていますよね。以前から趣味で演奏されていたんですか?

ギンガム:いえいえ、全くの初心者でした。楽器はほとんど経験がなく、ピアノで「猫ふんじゃった」を弾く程度でしたから(笑)。

古澤:それが、今ではウクレレを弾きこなしていらっしゃるのですね。きっかけは何だったのでしょうか?

ギンガム:私が住んでいる静岡県の近くで毎年開催されるビール祭りに遊びに行った時のことです。最後のイベントでビンゴゲームがあり、なんと私が当たって。景品としてウクレレをいただいたんです。

古澤:すごい!

ギンガム:ちょうどその時、ウクレレバンドの方々がライブをしていて、記念にプレゼントしてくれたみたいなんです。ピンク色の可愛いウクレレで、一目で気に入ってしまいました。

古澤:素敵な出会いですね。

ギンガム:最初は弾けなかったので、部屋に飾っていたんです。でも、見ているうちにだんだん弾いてみたい気持ちが湧いてきて。知り合いにウクレレを弾ける人がいたので教えてもらい、コードを覚える程度になったら、あとは自分で練習するようになりました。インターネットで好きな曲のコードを調べ、アプリなども活用しながら練習を重ねました。

古澤:独学でそこまで上達されたのは素晴らしいですね。

ギンガム:まだまだ下手くそなんですけどね(笑)。でも、楽しくて続けています。

古澤:そんな多彩な稲葉さんですが、今後ミュージックバンカーを通して叶えたい夢や目標はありますか?

ギンガム:ミュージックバンカーに入ったことがきっかけで、音楽がすごく好きになりました。これからも音楽に関わる活動をもっと積極的に行っていきたいと思っています。

古澤:最後に、これからシニアタレントを目指す方々へメッセージをお願いします。

ギンガム:子育てが一段落して、ふと「これから何をしようかな?」と考える方もいると思います。そんな時に、ミュージックバンカーに出会えて本当に良かったと思っています。もし興味があれば、ぜひ一度ミュージックバンカーを訪ねてみてください。一緒に楽しく活動できたら嬉しいです。