春寿樹 | シニアタレントインタビュー

春寿樹のこれからの10年を楽しむ秘訣

春寿樹の写真

2020年4月 ミュージックバンカー在籍

活動内容

ミュージカル役者、合唱団の講師、エキストラ出演、ラジオパーソナリティー

定年退職を機にやりたいことに取り組む

諸岡 これまでどのような活動をされていましたか?

 そうですね、さまざまなことをやってきました。その中でも一番楽しかったのは学生の時にしていた、アマチュアの合唱団での活動でしたね。プロのオペラ歌手と一緒に創作ミュージカル公演などもやっていました。

諸岡 それでは今までミュージカルなどをやられてきたんですね。

 そうですね。お客様の前で芝居をしたり、歌ったりした経験は他の方よりも多くあると思います。大体500人くらいの会場でやっていましたかね。


諸岡 多いですね。

 しかも歌はマイクを使わず生歌でしたね(笑)これが私の中での普通なので、今でもマイクを使った歌唱には慣れないですね。


諸岡 でも今はほとんどのジャンルでマイクを利用していると思うのですが。

春 そうだと思います。ですが私がやっている音楽ジャンルは商業的なものではないので、そこまでの苦労はないですね。


諸岡 若い時から音楽やミュージカルなどの芸能活動をしていたのですね。ちなみにミュージカルでは、どのような役が記憶に残っていますか?

 一番記憶に残っているのは5年前に「王様」の役。セリフや歌などの出番もありましたから、とても嬉しかったです。歌も作曲家の先生が作ってくれましたから、とても本格的なものでしたよ!


諸岡 ミュージックバンカーシニアタレント部に所属した経緯を教えてください。

春 60歳で定年退職をしまして。これでやっと好きなことができると思いました。そう思った時に、やっぱりやりたいことはミュージカルの役者だと思いましたね。舞台や合唱はもちろん、エキストラなどにも興味があったので、再度芸能活動を志したんです。


諸岡 なるほど。そこでミュージックバンカーを見つけたのですね。

春 いや。これが実は最初、歌手のオーディションでミュージックバンカーに応募したのです。


諸岡 そこからなぜシニアタレントになったのでしょうか?

 レコーディング形式のオーディションなので、最後に自分の歌を聴くわけです。そこで自分の歌に課題を感じまして、自分でシニアタレントの方向で活動することを決めました。

インタビューを受ける春寿樹

諸岡 出演されているFMラジオの「ミドルエイジカフェ」について何か感じたことはありますか?

 やはりとても面白いものですね。この長い人生で初めての経験でしたので非常に新鮮でした。皆とトークをして一つのものを作っていくという感じが、難しいけど面白かったです。


諸岡 自分がメインパーソナリティーになる回はやはり難しく感じますか?

 タイムキープ、またみんなに話を振るのは非常に難しかったです。みんなの意見を聞こうとし過ぎると、あまり自分が全く喋らなくなった回もありましたね(笑)


諸岡 ラジオやレッスンなどに一緒に取り組んでいるシニアタレントのメンバーについてはどう感じますか?

春 個性豊かですよね。職歴や経歴もバラバラだし、性格も一人一人が面白くて。さまざまな人に会えるこのミュージックバンカーのシニアタレント部という環境は、とても面白いと思います。この年でも新しい発見ができるということはとても嬉しいことですよね。


諸岡 最後にシニア世代の方へメッセージをお願い致します。

春 仲間と新しい発見をするのは、年齢がいくつになろうが面白いものです。むしろこの年齢だからこそ新しいことに挑戦し、第二の人生を始めてみてはいかがでしょうか?芸能関係に興味がある同世代の方。ミュージックバンカーのシニアタレント部はとてもおすすめです。