服部義夫 | シニアタレントインタビュー

服部義夫のこれからの10年を楽しむ秘訣

服部義夫写真

2022年3月 ミュージックバンカー在籍

活動内容

エキストラ出演、ラジオパーソナリティー

70代だからこその価値創造を

三浦 これまでどういった活動をされていましたか?

服部 長く警察に勤め、その後、整体師として働いてもいました。治療院がとあるテレビ局の近くにあったことで、某テレビ番組に整体師として出演し、有名な芸人さんを施術したこともあります。定年退職から10年以上経った今でも、過去の経験を活かした仕事もしています。おかげさまでフルタイムでの勤務をしており、毎日忙しくしています。


三浦 ミュージックバンカーのシニアタレント部に入った経緯を教えてください。

服部 定年退職を経て、子供が独立し、独り身になったことで、やりがいや趣味を見つけたいと思いました。ネットサーフィンしていたある日、偶然シニアタレントという存在を知り、ページを進んでいったら「ミュージックバンカー」のシニアタレント募集ページにたどり着きました。!


三浦 シニアタレント部に入部してから変化はありましたか?

服部 演技のレッスンや、ラジオ出演から始まって、映画やドラマ、ウェブCMのエキストラなど、一通り経験。今までの経験は活かしながらも、それとはまた違った物事の感じ方を得ました。70代のシニアタレントは、業界的には少ないらしく、「どうしても服部さんにお願いしたいです」と言われることもあります。この歳になっても必要とされるのは、大変嬉しく思います。


三浦 日常生活の変化もありますか?

服部 一般的には、定年退職すると男性は一気に老け込む。また外に出ることが減り、楽しみや刺激がなくなって、毎日の生活に変化がない、とよく聞きます。が、タレント活動をすることによって、変化や刺激があり、人に見られるから身だしなみにもより気を付けるようになりました。
また、子供と孫が海外に住んでいるので、いつか海外渡航して、会いに行きたいと思っています。それもまた生きがいの一つですね。

インタビューを受ける服部義夫

三浦 ミュージックバンカーのシニアタレント仲間はいかがですか?

服部 私と同じように、生きがいや楽しみを求めて入会した人が多いので、日々、能動的に様々なことに挑戦している人が多いです。そんな姿を見ていると、こちらも触発されます。
まだまだ元気に、健康長寿を目指してがんばりたいですね。


三浦 シニアタレント部の活動の中で、何が一番楽しいですか?

服部 エキストラ案件です。とあるウェブCMに出演した際、公開された動画を観た事務所のスタッフや、シニアタレント部の仲間が自分のことのように喜んで、すごく褒めてくれたのですが、それが嬉しく、出演してよかったなと思いました。
誰かに喜んでもらえる、そんな作品作りに携わり、70代だからこその価値創造をしていきたいです。


三浦 最後に、シニア世代の方々へメッセージをお願いします。

服部 人生100年時代が提唱されて以降、近年はより現実的なものになりました。いくつになっても、何かに挑戦し続ける、そんな人が少しでも増えると良いですね。
誰もがはじめは「素人」一つずつ、ゆっくりと、シニア世代らしいタレント活動をしませんか?