高見遊園 | シニアタレントインタビュー
高見遊園のこれからの10年を楽しむ秘訣
2022年9月 ミュージックバンカー在籍
17 (ワンセブン)LIVE、エキストラ出演、ラジオパーソナリティー
「芸能活動やっています!」と、自信をもって言える自分を目指して
三浦 これまでどういった活動をされていましたか?
高見 社会人になってからずっと「広告デザイン」の仕事をしてきました。長く広告媒体の画像や映像の制作に関わってきましたので、現場がどういうものかはよくわかっています。よく見慣れた制作現場ですが、演者側から見える景色は、また違ったもので新鮮です。
学生の頃に映画の創作活動をしていましたので、時を経て、再び「制作現場に関われる」夢のような活動でもありますね。
三浦 学生の頃にされていた映画の創作活動も、いつかまたできるかもしれませんよね。
高見 はい。チャンスがあればやってみたいと思っています!
三浦 ミュージックバンカーのシニアタレント部に入った経緯を教えてください。
高見 定年がない職種なので、どこかで区切りをつけたい、生き方に変化が欲しいという思いはずっとありました。
「シニアタレント募集!」というバナー広告を見るたび、いつかはやってみても良いな。と考えていました。
若い頃のように仕事が目一杯な状態ではなくなり、時間に融通が利くようになってきましたので、今だな!と、ミュージックバンカーの扉を叩きました。
三浦 シニアタレント部に入部してから変化はありましたか?
高見 やり始めてみたら、まぁ面白い。レッスン受講もラジオ出演も、エキストラ案件の現場も楽しいです。正直オーディションは緊張して楽しむには至りませんが…。
三浦 日常生活の変化もありますか?
高見 いつもアタマをフル回転で、老いを感じる暇はありません。ずっと現役!リタイアする気がない自分にとって、この活動は良い刺激となり、本業の仕事への取り組みや実生活の活力になっています。
三浦 ミュージックバンカーのシニアタレント仲間はいかがですか?
高見 みなさん個性的な(クセが強い(笑))方ばかりですね。何よりもしっかりとした芯があって、強い方々なのだなと感じます。
三浦 シニアタレント部の活動の中で、何が一番楽しいですか?
高見 その日その時、自分に求められたことをやる。おおよそ自分が想定したようにはいかず、即興力が試される。
その緊張感からのやり切った感がなんとも心地よく、面白く、楽しいです。
もっと上手に自分を出せる、魅力を感じてもらえるような、スキルを身につけていきたいと思っています。そういう前向きな気持ちになれる今は、毎日が楽しいですよ。
三浦 最後に、シニア世代の方々へメッセージをお願いします。
高見 ずっと第一線でいたいから、年齢不詳、他の人とはちょっと違うぞ!と、そんな自分を装ってきました。でも、今はこの歳、ありのままの自分で良い、むしろそのことにバリューがあるのが「シニアタレント」。
いろいろ無理して生きてきた人こそ、この活動で解放されるのではないでしょうか。この歳まで付き合ってきた自分ですから、この自分は大好きだし大切です。
世間では老後と言われるこれからを、自分の最終形態として、新しく、これまでと違った自分を作っていきたいと考えています。