ライバー事務所とは
事務所在籍枠の所属ライバー
本気でライバー活動を行っていくには、一般ライバーではなく、認証ライバーになるべき。そこまでは理解OK!
さて、「認証ライバーになる」ためには2つの申請方法があります。
- 事務所経由で認証登録(所属ライバー)
- 直接的に配信アプリで認証登録
(1)の方で認証ライバーになると、いわゆる事務所所属のライバーとなります。
(2)の方で認証ライバーになると、フリーライバーとなります。
「同じ認証ライバー」ではありますが、どちらの方が有利なのでしょうか?
ライバー事務所経由で認証登録を行うべき。
詳しくない方にとっては、なんとなく「配信アプリ会社との直接契約」の方がクリアな気がするでしょう。
しかし、大半の方にとっては避けるべき選択肢になります。
ここでは、その理由を解説します。
ライバー事務所の位置づけ
まず、配信アプリ会社に対して、ライバー事務所ってどのような位置づけなのでしょうか?
根本から誤解されている方が多いので、その定義からお話しします。
ここでは、17LIVEの例を前提に解説します
三者の関係性
- 17LIVEは、事務所にライバーの発掘・育成・管理を委託。
- ライバー事務所は、ライバーの管理やケア、運営側との代理窓口を担当。
- 認証ライバーの契約自体は、ライバーと配信アプリ会社とで直接締結。
認証ライバーは、「いずれにせよ」17LIVEと直接契約しています。たとえライバー事務所経由で認証登録したとしても、その点は変わりません。
その証拠に、報酬は17LIVEから直接支払われていることに注目しましょう!
つまり、17LIVEと直契約しても、事務所に所属している認証ライバーでも、ポジションは同じなのです。
そのため、サポートが手厚い事務所ライバーとして認証登録する方が有利だと言えます。
ライバー事務所の本質は代理店
一般的にライバー事務所は、芸能プロダクションと認識されることでしょう。
しかし17LIVEとの関係において、その本質は代理店(エージェンシー)。運営側とライバーを繋げたり、双方の窓口になってサポートすることを担当しています。
17LIVEの仕事は、サービスの運営自体であり、下記の業務は専門外です。
- ライバーの発掘・育成・管理
- ライバーのケアや相談、フォローアップ(サポート)
- ライバー活動の先にある芸能活動など横展開
ライブ配信者、またこれから活動を行う方々に対して、配信アプリ会社が一人一人向き合うのは現実的に不可能。
だから配信アプリ会社としては、できれば「これら苦手分野」を代わりに扱う組織に任せたいわけです。
なぜなら、専門機関(ライバー事務所)とタッグを組んでいった方が効率がよいし、アプリのサービス運営という本業に注力できるから。
ライバー事務所とは
配信アプリ会社から、ライバーの管理委託を受けた「代理担当窓口」がライバー事務所。
直接的に配信アプリで「認証登録手続き」をしてしまうと、ライブ配信を成功させるためのサポート、トラブル処理のためのサポートなどは受けられなくなる!
事務所ライバー VS 直接契約ライバー
配信アプリ会社にとって、「事務所ライバー」と「直接契約ライバー」と、どちらの方が大切でしょう?
意外に思われるかもしれませんが、「事務所ライバー」の方です。
なぜなら、「きちんと管理されているライバー」ということで成績が期待できるから。プロダクション在籍という位置づけのため、一般人よりは格上に見なされるわけです。
事務所ライバーの方がアプリの上位表示に有利なようですよ
- 配信アプリ会社にも、直接「認証登録申請」できる窓口はある。
- しかし、配信アプリ会社ができることは「認証ライバー登録の審査」だけ。
- サポートを望み、よりチャンスを得たければ、事務所ライバーとして認証登録せよ。
それでもどちらが良いのか、何故あなたは悩むのか?
それでも、事務所ライバーになる必要性にピンとこない人はいると思います。
それは、あなたが下記のうち、どちらかだからです。
- 未経験者なので、何をサポートされるべきなのかイメージできない
- 経験者だが、前の(今の)事務所で何をサポートされているか実感がなかった
ライブ配信という初めての取り組みに、不安を抱えているのが普通です。
「不具合があるんだけど」「配信に来てくれる人が少ない」始めてみればわかりますが、その不安は的中します。
アプリ内に「お問い合わせフォーム」はあるかもしれませんが、いくら送っても問題解決には至らないでしょう。
事務所ライバーでないと、ほとんどのサポートは受けられません。
あなたはこれまで「自力でファンを獲得してきた」「事務所には何もしてもらってない」と思っているのでは?
しかしそう思えているのは、自分の知らないところで事務所のサポートが成立しているから、かも。あなたにも(1:未経験者)の時代があり、お世話になったからこそ今があること、忘れないように。
では事務所ライバーであれば、どのようなサポートを受けられるのでしょうか?
ライバー事務所のサポート例
- 認証ライバー登録・更新手続き
認証申請の事務手続き。ライバー事務所の後ろ盾があるからこそ信用が担保され、認証ライバーとして認定されやすくなります。
- ライブ配信ノウハウの提供
軌道に乗るまで、相談に応じてライブ配信の指導を行います。ライバー指南書としてノウハウが詰まったリポートをお渡しします。
- 上位優遇表示
事務所ライバーは、認証ライバーの中でもハイクラスであると見なされるため、トップ画面に上位表示されやすくなります。
- 配信実績管理と戦略立案
事務所ライバーの月間成績は、管理ライバー事務所へ毎月リポートとして送られてきます。それをもとに、次月以降の戦略を立案します。
- 事務所ライバー限定オファー
成績がよい事務所ライバーには、配信アプリ会社から特別なチャレンジオファーがあります。クリアするとボーナスがでます。
- アプリ側担当者への問い合わせ窓口がある
「プライズが届かないのですが?」「確定申告の書類はまだですか?」「なんでまだ正認証になれてないんですか?」など、想像以上に質問が出てくるでしょう。これ、フォームから自分で問い合わせてもほとんど解決しませんよ!
- 同じ事務所のライバー仲間がいる
「いざ初回配信!あれ?30分やっても誰も来ない」なんてよくある話。同じ事務所のライバーの輪があれば、応援しに来てくれたり、色々教えてくれたりします。
- プライズの受取/発送住所の提供
イベントで獲得したプライズ(景品)や、ファンからの贈り物の受取先を事務所の住所にすることが可能。また「マイイベント」でファンへプライズを贈る際の発送元としても。
- ライバー同士のトラブル処理
意外に多いトラブルがこれ。ライバー同士、ライバーとファンとの間で起こった人間関係の不和を仲裁し、所属ライバー側の立場になって法的に守ります。
- 配信場所の提供
歌配信はもちろん、雑談配信ですら隣家が気になる環境にお住まいの方は多い。事務所内のスタジオで配信できるなら嬉しいですよね。ミュージックバンカーも無料で貸し出しています。
- 事務所独自ボーナスイベントの開催
事務所によっては、配信アプリ会社からの報酬とは別に、独自ボーナス規定を設けています。ミュージックバンカーであれば、スタートアップボーナス(10万円)や年末恒例企画(15万円)など。