デリシャス・ナイト | FMラジオ番組インタビュー【中編】

前回の記事

デリシャス・ナイトインタビュー風景

より活動的になったパーソナリティー生活

三浦 FMラジオを始めるにあたって不安はありましたか?

殿下 番組を続けられるのか、ネタは尽きないのか、様々不安はありましたが、意外とネタは思いついています。ネットニュースや駅のポスターなどを観たら、実際にその場へ行くことにして、情報収集に役立てています。

サリー 早口になったり、滑舌が悪かったりと… 思うようにできない自分が情けなくなることはありましたが、不安はありませんでした。それよりも、自分の番組を持てることへ対しての楽しみが大きかったです。

 

三浦 ラジオ番組を始めて、日常で変化したことはありますか?

にいだ ラジオという音声だけのコンテンツで、どうすればわかりやすく伝えることができるかを意識しています。また、ラジオ向きの話題になるかを常に考えてもいますね。情報に対してのアンテナが伸びたというか。聴いている人が音だけで想像できるように心がける。例えば、物の長さを説明する時に「18cm」と言うのではなく、「ペットボトルくらいの長さ」と伝えるとわかりやすいですよね。

殿下 もともとインドア派だったのが、話題作りのために外に出歩いたり、買い物したり、ネットニュースを見たりと、何かしらの行動を起こすことが多くなりました。

サリー いつも頭の片隅にトークのネタ探しがあって、美術館や音楽ライブに行くことや、スポーツ観戦、映画鑑賞、旅行、イベントへの参加など、すごく活動的になりました。ラジオの世界に飛び込む前よりも、活動の頻度が上がりました。情報だけ集めて話すのと、実際に行って、観て感じたことを話すのは違います。
あとは、ラジオの聴き方が変わりました。人気のある方は何を話しても良い。でも、そうでない人は、きちんと構成を考えて、準備して臨まないといけません。そうしていない人はもったいないな!と感じてしまう。経験もせずに話しているのを聴くと「え、実際にやっていないの?!」って思うようになりました。

 

三浦 確かに、実際に経験することでリスナーに伝わる度合いは高まりますね。パーソナリティーに必要だなと思った、または感じたスキルはありますか?

にいだ 常に、世の中のことにアンテナを立てて、興味を持つことです。ラジオは集中して聴くものではないから、自然と耳に入る(気になる)ワード(話)をしなさいと、パーソナリティー講座で指導されたので、それを意識しています。

殿下 放送の時間帯に対する話題が適切であるかの判断と、話題を瞬時に頭の中で構築できる頭の回転の速さです。放送が夜の時間帯なので、話す内容やトーンを考慮するようになりました。朝と夜では聴き方や、感じ方が異なると思っています。

サリー 年齢を気にせず、様々なことに興味を持ち、様々な角度から物事をみる「柔軟性」が必要だと思います。どうでもいいと思っていたことに興味を持つことで、新しい発見が生まれます。そして、いろんな人が聴いているので、一方的な考えでなく、様々な角度から考え、伝えることを心がけています。


番組情報

デリシャス・ナイト
かわさきFM(79.1MHz) 毎週木曜 22:00~22:30
Music Bunker★θ(シータ)放送枠・前半番組

詳細ページのご案内