本音でいこうぜ!! | FMラジオ番組インタビュー【中編】
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FMラジオパーソナリティーという滅多に手に入らない肩書を手に入れる
「芸能人でも無いのにFMラジオが持てるの?」と言うのは少し不安だったかも(笑)
鳥羽 配信アプリとFMラジオ プレイヤーとして違うと感じる部分はありますか?
いっせー 一番大きな違いは聞こうとしなくても耳に入ってくる可能性があるということですかね。配信アプリはその人の配信を聞きたい時に都度都度、その人の部屋に行くイメージだと思います。
対してFM ラジオは、多くの人に知って貰えるチャンスがある。 例えばお店にお買い物に行った時に自分の番組が流れる可能性があります。私の事を全く知らない人間でも、ファンになって貰える可能性があると言うのが、配信とFMラジオの大きな違いだと感じています。
配信アプリは、アプリのユーザーでは無い限り、配信を視聴出来ないので、クローズドな環境と言えます。 対して、 FM ラジオはオープンな環境ですね。 何と言っても公共の電波ですから。(笑)
FM ラジオは頑張って継続していけばファンが増えやすい環境ですね。 最近ではスタンド FM などのインターネットラジオが普及しました。 インターネットラジオ内でグループを結成し活動しているケースが増えていますが、どう頑張っても名刺代わりにはなりませんし、クローズドな環境だと、どう頑張っても限界があります。 それなら、メンバーでお金出し合って FM ラジオのパーソナリティになればいいのにって思いますね。その方が未来がある話だと私は思いますけどね。
鳥羽 FMラジオを始める際に、いっせーさんが感じた不安などはありましたか?
いっせー 正直不安はあまりなかったですね。もともと配信アプリでの活動もありましたから。でも強いて言えば「芸能人でも無いのにFMラジオが持てるの?」と言うのは少し不安だったかも(笑)
鳥羽 「本音で行こうぜ」は、MCがいっせーさん一人の番組ですよね。 一人で喋り続ける事って相当大変な事だと思うのですが、その点も不安を感じませんでしたか?
いっせー そりゃ正直、話し相手が居たほうが楽ですよ(笑) ですが、ラジオを続ける上で、一人でしゃべり続ける事が出来るかどうかはとても大事なことだと私は思いますね。
収録を行う時、マイクの向こう側に何千、何万人も居るという自覚が有れば一人で喋る事も苦にならない筈です。例えば、アーカイブの視聴者数が増えていたりメッセージが届いたりするという事は、私の配信を聞いている人が居るという事です。だから別に一人で喋っていても虚しさを感じる事は無いです。
ちなみに今は、月に一回、早稲田大学の特撮協議会のメンバーを番組に読んで番組を制作しています。
鳥羽 最近ではゲストの登場も増えてきて、ラジオ番組の輪が広がっていますね。
いっせー リスナーさんを増やす為にゲストさんを増やしているのもあります。 お互いのファンを取り込むという訳では無いですが、戦略的にゲストを組み込んでいますね。よくゲスト出演してくれる「サックス侍」さんはいい例だと思います。お互いにいい効果が出ましたので。
ラジオパーソナリティーは、断然「人の話を理解する力」の方が大事